電流の磁気作用(読み)でんりゅうのじきさよう(その他表記)magnetic action of electric current

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「電流の磁気作用」の意味・わかりやすい解説

電流の磁気作用
でんりゅうのじきさよう
magnetic action of electric current

電流が流れると,まわりに磁場をつくる作用定常電流がつくる磁場について,1820年 H.C.エルステッド定性的に見出した。定量的にはアンペールの法則あるいはビオ=サバールの法則により与えられる。また時間とともに変化する電流がつくる磁場はマクスウェルの方程式により一般的に与えられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ヒトメタニューモウイルス

(5)ヒトメタニューモウイルス(human metapneu­movirus: hMPV)概念 ヒトメタニューモウイルスはパラミクソウイルス科メタニューモウイルス属に属するウイルスで,急性呼吸器感染症...

ヒトメタニューモウイルスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android