電源構成(読み)デンゲンコウセイ

共同通信ニュース用語解説 「電源構成」の解説

電源構成

国内の電力供給全体における原発や再生可能エネルギー、火力発電など各電源の組み合わせのこと。「エネルギーミックス」とも呼ばれる。総発電量に占める電源比率目標は、政府が今後どの発電手法に軸足を置き推進していくかを示すもので、エネルギー政策根幹となる。東京電力福島第1原発事故前の2010年度に25%を占めた原発は22年度時点で6%に低下した。代わりに火力や再エネの比率が高まっている。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「電源構成」の意味・わかりやすい解説

電源構成
でんげんこうせい

一次エネルギー石油石炭、原子力、天然ガス、各種再生可能エネルギー)の構成をいう。電源構成を最適化した、ある国や主体にとってのエネルギー供給構造は、エネルギーミックスenergy mixとよばれる。

[編集部 2022年1月21日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む