電車の架線

共同通信ニュース用語解説 「電車の架線」の解説

電車の架線

電車の上部にあるパンタグラフに接触して電力を供給する「トロリ線」や、トロリ線をつり下げる「ちょう架線」など複数の電線総称。高速走行する新幹線在来線と比べ、より高圧な電力が供給されている。損傷すると運行に多大な影響が出る一方、保守作業は原則的に終電から始発までの限られた時間しかできない。JR各社は構造のシンプル化による故障リスク低減や、摩耗を自動検知するシステムなどの開発と導入に取り組んでいる。架線を支える電柱の耐震化も課題となっている。

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