霊暀(読み)れいおう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「霊暀」の解説

霊暀 れいおう

1776*-1851 江戸時代後期の僧。
安永4年12月28日生まれ。真宗大谷派。華厳(けごん),天台をまなんだのち宣明(せんみょう)に師事嘉永(かえい)2年講師となり,生家の越中(富山県)円満寺の洗心寮で後進を指導した。また門弟頓成(とんじょう)らの異義を調停した。嘉永4年8月15日死去。77歳。法名は正慶。号は開悟院。字(あざな)は霊翁,霊応とも。著作に「教行信証講義」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android