霊応(読み)レイオウ

精選版 日本国語大辞典 「霊応」の意味・読み・例文・類語

れい‐おう【霊応・灵応】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 祈りに対して神仏のあらわす不可思議なしるし。霊験。
    1. [初出の実例]「人倫之迷情、争可霊応(レイヲウ)」(出典源平盛衰記(14C前)四)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐光武紀下〕
  3. 霊妙な感応。霊感。インスピレーション。
    1. [初出の実例]「此人終に名を成すべき望なきにあらず、〈略〉空想感情霊応の諸性具備したりと見ゆればなり」(出典:即興詩人(1901)〈森鴎外訳〉帰途)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「霊応」の読み・字形・画数・意味

【霊応】れいおう

瑞応。

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