霊秀(読み)れいしゅう

精選版 日本国語大辞典 「霊秀」の意味・読み・例文・類語

れい‐しゅう‥シウ【霊秀】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) きわめて霊妙なこと。ひいですぐれていること。また、そのさま。秀霊
    1. [初出の実例]「この淅中に一座天台山あって、最(もっとも)霊秀(レイシウ)活仏住所人の所仰なり」(出典:通俗酔菩提全伝(1759)一)
    2. [その他の文献]〔孟郊‐石楠樹詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「霊秀」の読み・字形・画数・意味

【霊秀】れいしゆう(しう)

神秀。すぐれる。民国郭沫若司馬遷の墓に題す〕詩 門に靈秀り 鍾(しようゐく)す、人中 學古をしうし 百代に雄なり

字通「霊」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の霊秀の言及

【永嘉四霊】より

…4人とも永嘉(浙江省永嘉県)の人であり,字号に霊の字を含むから永嘉四霊と称された。すなわち,徐照(?‐1211,字は霊暉),徐璣(1162‐1214,号は霊淵),翁巻(生没年不明,字は霊舒),趙師秀(?‐1219?,号は霊秀)の4人である。徐璣と趙師秀は仕官の経験をもつが,微官であり,徐照と翁巻は終生野に在った。…

※「霊秀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android