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人中 ジンチュウ

デジタル大辞泉の解説

じん‐ちゅう【人中】

多くの人のなか。ひとなか。
人の体内。
鼻と口との間にある。水溝穴(すいこうけつ)。にんちゅう

にん‐じゅう〔‐ヂユウ〕【人中】

人間界。
「最後の身に―に生まれて」〈今昔・一・二二〉
じんちゅう(人中)

にん‐ちゅう【人中】

上唇中央のくぼみ。じんちゅう。
にんじゅう(人中)1」に同じ。
「―、天上の善果を受く」〈謡・江口

ひと‐なか【人中】

大勢のいる場所。衆人の中。また、世間。「人中へ出る」「人中でもまれる」

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大辞林 第三版の解説

じんちゅう【人中】

人のなか。ひとなか。
〔「にんちゅう」とも〕 鼻と上唇の間の中央に、縦に通っているくぼみ。

にんちゅう【人中】

人間界。 「 -天上の善果を受くといへども/謡曲・江口」
じんちゅう(人中) 」に同じ。

ひとなか【人中】

人の多く集まっている所。衆人の中。 「 -をもかえりみず大声を出す」

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世界大百科事典内の人中の言及

【当身技】より

…当(あて),当身,当技(あてわざ)ともいう。人体の急所とされる天倒(てんとう)(頭頂部),烏兎(うと)(みけん),霞(かすみ)(こめかみ),人中(じんちゆう)(鼻下),水月(すいげつ)(みぞおち),明星(みようじよう)(下腹部),電光(でんこう)(右ひばら),月影(げつえい)(左ひばら),釣鐘(つりがね)(睾丸),ひざ関節などを,こぶし,指先,ひじなどで突いたり,こぶし,手刀などで打ったり,ひざ,蹠頭(せきとう),かかとなどでけったりして相手に苦痛をあたえ参らせる技である。現在は乱取(らんどり)(自由練習)や試合における勝敗が中心となり,投げ技と固め技だけが使われ,当身技は危険であるので禁じられているため,活用がおろそかになっている。…

※「人中」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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