霜威(読み)そうい

精選版 日本国語大辞典 「霜威」の意味・読み・例文・類語

そう‐いサウヰ【霜威】

  1. 〘 名詞 〙 霜がおりて寒気のきびしいこと。きびしい寒気が身にしみわたること。
    1. [初出の実例]「疎籬豈敢冒霜威、不恨凋残気力微」(出典菅家文草(900頃)三・残菊下自詠)
    2. [その他の文献]〔謝朓‐高松賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「霜威」の読み・字形・画数・意味

【霜威】そう(さう)い

霜の厳しさ。〔晋書、索伝〕(劉)~曰く、る、霜威一たび震はば、玉石(とも)に摧けんことを。

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