霜条村(読み)しもじようむら

日本歴史地名大系 「霜条村」の解説

霜条村
しもじようむら

[現在地名]川西町霜条

信州道の西方に位置し、北は鶴吉つるよし村、西は坪山つぼやま村。正保国絵図に高二一四石余とみえる。元禄七年(一六九四)の妻有組村名書上帳(福原氏蔵)によると、万治二年(一六五九)に霜条新田が開発。ほかに霜条畑新田が慶安四年(一六五一)に開発されている。天和三年郷帳では高二三四石八斗余、同所新田高二八石八斗余・同所畑新田高二〇石余となっている。元禄五年の村明細帳(中魚沼郡誌)では当村の家数二七・人数一六一。「白川風土記」では家数三八。用水は坪山村地内の地獄じごく沢に発する曾根そね川を利用する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android