青ノ山古墳群(読み)あおのやまこふんぐん

日本歴史地名大系 「青ノ山古墳群」の解説

青ノ山古墳群
あおのやまこふんぐん

[現在地名]丸亀市土器町・飯野町東分など

青ノ山(二二四・五メートル)山頂から南部山麓にかけて形成された後期古墳群で、幾つかの支群によって構成されている。山頂支群は山頂部の一号墳をはじめ四基の横穴式石室、宝塚支群は宝塚古墳ほか二基、竜塚支群は竜塚ほか二基などがある。とくに注目されるのは一号墳で、南に向けて開口する石室は両袖式で、玄室は奥行二・六メートル、幅一・三メートル、長さ三・四メートルの羨道が付く。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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