日本歴史地名大系 「青岩寺」の解説 青岩寺せいがんじ 青森県:上北郡七戸町七戸村青岩寺[現在地名]七戸町 町通称横(よこ)町の中ほどを東に入った所にある。龍泉山と号し、浄土宗。本尊は釈迦如来。寛政年間(一七八九―一八〇一)の「邦内郷村志」に「青岩寺 龍潜山二十石、浄土宗、大泉寺末寺」とある。天正一〇年(一五八二)円良により開山されたと伝え、旧螺口という所にあったものを同年に当所に移したとも伝える(新撰陸奥国誌)。天保一〇年(一八三九)の南部盛岡藩諸士御給人等知行所書上によれば寺領は馬洗場(うまあらいば)村・洞内(ほらない)村(現十和田市)に一〇石ずつあった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by