青枝村(読み)あおしむら

日本歴史地名大系 「青枝村」の解説

青枝村
あおしむら

[現在地名]下津町青枝

加茂かも川の南側山腹に細長く位置し、東はいちつぼ村、南は沓掛くつかけ村に接する。耕地段々畑棚田が多く、「続風土記」に「村中架田のみなり」とある。村名は「青石」とも書く。付近一帯は緑泥片岩の地帯であるが、とくに当地域に顕著なためであろう。慶長検地高目録によると村高一八四石余、小物成五斗七升一合。加茂組に属し、宝暦三年(一七五三)改めの加茂組書上(小松原区有文書)によれば当村は藩の蔵入地で、本田畑高一二六・四八二石、新田畑高はなく、開起田畑〇・一五八石、戸数五六、人数二〇六とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む