青甲(読み)しょうこう

精選版 日本国語大辞典 「青甲」の意味・読み・例文・類語

しょう‐こうシャウカフ【青甲】

  1. 〘 名詞 〙 僧侶が着用する七条衣うち甲袈裟一種で、甲が紫鈍子、縁(ふち)が黒鈍子のもの。着用の位階は一定せず、凡僧が着用するともいい、禁中御八講には僧綱が着用するともいう。
    1. [初出の実例]「参法勝寺如説仁王会、池荷盛発、兼進青甲袈裟」(出典明月記‐治承四年(1180)七月一六日)
    2. 「青甲(シャウカフ)」(出典:元和本下学集(1617))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む