精選版 日本国語大辞典 「青甲」の意味・読み・例文・類語 しょう‐こうシャウカフ【青甲】 〘 名詞 〙 僧侶が着用する七条衣のうち、甲袈裟の一種で、甲が紫鈍子、縁(ふち)が黒鈍子のもの。着用の位階は一定せず、凡僧が着用するともいい、禁中御八講には僧綱が着用するともいう。[初出の実例]「参二法勝寺如説仁王会一、池荷盛発、兼進二青甲袈裟一」(出典:明月記‐治承四年(1180)七月一六日)「青甲(シャウカフ)」(出典:元和本下学集(1617)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例