青簾(読み)アオスダレ

デジタル大辞泉 「青簾」の意味・読み・例文・類語

あお‐すだれ〔あを‐〕【青×簾】

青竹を細く割って編んだ新しいすだれ 夏》「―髪にさはりて強からず/才磨」
牛車ぎっしゃにかける、青糸で編んだすだれ。

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精選版 日本国語大辞典 「青簾」の意味・読み・例文・類語

あお‐すだれあを‥【青簾】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 青竹を編んで作ったすだれ。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「初夏〈略〉青簾」(出典:俳諧・毛吹草(1638)二)
  3. 牛車(ぎっしゃ)に掛ける、青糸で編んだすだれ。〔餝抄(1238頃)〕
  4. あおば(青葉)の簾(すだれ)
    1. [初出の実例]「五位六位色こきまぜよ青簾〈嵐雪〉」(出典:俳諧・其袋(1690)夏)

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