青霄(読み)せいしょう

精選版 日本国語大辞典 「青霄」の意味・読み・例文・類語

せい‐しょう‥セウ【青霄】

  1. 〘 名詞 〙 あおぞら。澄んだ空。
    1. [初出の実例]「妄轡断青霄之上、法輪転丹地之中」(出典本朝文粋(1060頃)一〇・於天台山円明房月前閑談詩序〈大江以言〉)
    2. 「アコロポリの水晶塔を望めば、皚皚として青霄を摩し」(出典:佳人之奇遇(1885‐97)〈東海散士〉一三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む