皚皚(読み)がいがい

精選版 日本国語大辞典 「皚皚」の意味・読み・例文・類語

がい‐がい【皚皚】

〘形動タリ〙 霜や雪が一面に白く見えるさま。
※類聚句題抄(11C中)月光疑夜雪〈源順〉「皚々豈為寒風積、皎々唯縁夜景流」 〔劉楨‐贈五官中郎将詩〕

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デジタル大辞泉 「皚皚」の意味・読み・例文・類語

がい‐がい【××皚】

[ト・タル][文][形動タリ]雪や霜で辺り一面が真っ白く見えるさま。
「―たる雪の中の一つの別れ」〈長与竹沢先生と云ふ人
[類語]白い白白しろじろ白白しらじら白っぽい真っ白い真っ白け真っ白生白い仄白い雪白せっぱく雪白ゆきじろ雪を欺く真白い純白白色白妙しろたえ乳色乳白色ミルク色灰白色象牙色ホワイトオフホワイトアイボリー蒼白そうはく白白しい白皙はくせき色白白面白地しらじ白地しろじ

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普及版 字通 「皚皚」の読み・字形・画数・意味

【皚皚】がいがい

霜雪の白いさま。漢・班彪北征の賦〕風發(へうはつ)して漂遙し、谷水(そそ)ぎて波を揚ぐ。雲霧杳杳(えうえう)たるを飛ばし、積の皚皚たるをる。

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