デジタル大辞泉 「青黒」の意味・読み・例文・類語 あお‐ぐろ〔あを‐〕【青黒】 1 青みがかった黒い色。2 襲かさねの色目の名。表は濃い青、裏は青。3 馬の毛色の名。黒に青みを帯びたもの。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「青黒」の意味・読み・例文・類語 あお‐ぐろ あを‥【青黒】 〘名〙① 青みを帯びた黒い色。〔観智院本名義抄(1241)〕※日本山海名産図会(1799)三「此魚〈略〉背に刺鬣あり。鱗なし。蒼黒(アヲクロ)にして肚(はら)白く」② 染色の名。黒い虫青(むしあお)色。※今昔(1120頃か)二九「浅黄の打衣に青黒の打狩袴を着て」③ 襲(かさね)の色目の名。表は濃い虫青、裏は青。※満佐須計装束抄(1184)三「あをぐろといひしものは、虫の青が今すこし濃きに青裏つけて武者(むさ)などのきる物なり」④ 馬の毛色の名。黒に赤みを帯びたもの。〔色葉字類抄(1177‐81)〕 あお‐ぐろ・い あを‥【青黒】 〘形口〙 あをぐろ・し 〘形ク〙 青みを帯びた黒色である。※玉塵抄(1563)一一「馬の青驪色、あをくろいを云なり」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報