日本歴史地名大系 「静間神社」の解説 静間神社しずまじんじや 長野県:飯山市静間村静間神社[現在地名]飯山市大字静間清(きよ)川下流小扇状地の要部を占める字中町(なかまち)の諏訪宮。飯山盆地・中野平の川岸平野を一望におさめる。祭神は建御名方尊。長享二年(一四八八)七月若槻新(わかつきしん)庄加佐(かえさ)・静間で秋宮第三之柱役一〇貫文奉仕(春秋之宮造宮之次第)。天正六年(一五七八)春宮瑞籬三間、外籬二〇間、合八貫五〇〇文を同庄志妻・替佐で、また同七年志妻・伽佐・奈良沢(ならざわ)・上蔵(かみくら)・蓮(はちす)の五郷に玉籬・外籬造営を課したが「境目故歟、地下人致難渋、相済不申」とか「彼地敵境故ニ少茂取不申候」など奉仕しなかった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by