デジタル大辞泉 「静電記録」の意味・読み・例文・類語 せいでん‐きろく【静電記録】 記録紙に高電界をかけて文字や絵などの静電気の潜像を作り、これに着色微粉末を吸着させて目に見える像としたもの。ファクシミリなどに利用。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「静電記録」の意味・わかりやすい解説 静電記録せいでんきろくelectrostatic recording 静電気の帯電現象を利用した情報の記録方式。一般には電子写真、ファクシミリ記録をさす。[編集部][参照項目] | 電子写真 | ファクシミリ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「静電記録」の意味・わかりやすい解説 静電記録せいでんきろくelectrostatic recording 入力信号に応じて主として白黒信号を記録する方式の一種。記録紙に接して記録用の針で紙面を走査する。その際,入力信号に応じて針に 1000V程度までの高圧を印加すると,記録紙上に静電荷による潜像ができる。これにトナーと呼ばれる微粉末をふりかける (現像する) と白黒像が現れる。最後に加熱してトナーを紙の上に定着させる。記録紙はプラスチックなどを塗布して絶縁性にしたものが用いられ,トナーは染料粒子をプラスチックでくるんだものである。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by