精選版 日本国語大辞典 「非拠」の意味・読み・例文・類語 ひ‐きょ【非拠】 〘 名詞 〙① ( 「易経‐繋辞下」の「非レ所レ拠而拠焉、身必危」による ) 実力がないのに、高い位にいること。自分のいてはならない所にいること。[初出の実例]「唯此非拠之職、臣之所レ不レ知也」(出典:菅家文草(900頃)九・請罷蔵人頭状)[その他の文献]〔諸葛亮‐街亭自貶疏〕② 道理によらないこと。いわれのないこと。非理。非道。[初出の実例]「たとひ入道非拠を申おこなふ共」(出典:平家物語(13C前)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例