非正規格差訴訟

共同通信ニュース用語解説 「非正規格差訴訟」の解説

非正規格差訴訟

非正規労働者と正社員との不合理な待遇格差を禁じる労働契約法に基づく訴訟。不合理かどうかは職務内容や責任の程度、配置変更の範囲などを踏まえて判断される。最高裁は昨年6月の判決で、賃金総額での比較だけではなく、給与手当といった個別の項目ごとに精査するとの判断枠組みを示した。各地の訴訟では、一部手当などの過去の不支給を不合理と認める一方将来にわたって正社員と同じ待遇を求める地位確認請求は退ける判決が主流となっている。

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