鞠道(読み)きくどう

精選版 日本国語大辞典 「鞠道」の意味・読み・例文・類語

きく‐どう‥ダウ【鞠道】

  1. 〘 名詞 〙 蹴鞠(けまり)の道。けまりの術。昔、公卿その他貴族の間で行なわれた庭上でまりをけり合う遊戯の術。飛鳥井(あすかい)難波(なにわ)両家がその道の師範家と定められていた。蹴鞠道。
    1. [初出の実例]「鞠道之事雖勿論之儀」(出典徳川禁令考‐前集・第一・巻二・嘉慶二年(1388)二月六日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android