共同通信ニュース用語解説 「韓国の少子化問題」の解説
韓国の少子化問題
韓国の合計特殊出生率は、1970年が4・50と日本の2・13を上回り、当時の全世界平均(70~75年の平均で4・48)に近い水準だった。しかし80年代から低下し始め、98年には1・5を切った。2018年に0・98と初めて1を下回り、低下を続けている。出生数は1970年代には100万人を超えていたが、2023年には23万人と、4分の1以下にまで減少している。背景として、住宅価格の高騰や子どもの教育費負担など若者が結婚・出産をためらう要因が指摘されている。
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