韓国の雇用許可制

共同通信ニュース用語解説 「韓国の雇用許可制」の解説

韓国の雇用許可制

韓国では1990年代に海外からの労働者流入が本格化し、不法就労が急増。働き手不足も深刻化したため、2004年に人材確保が難しい職場への就労を政府が許可する制度を導入した。対象国は24年現在でネパールやカンボジアなど16カ国で、一定の韓国語能力が必要。就業期間や所得などの条件を満たせば、専門労働者への在留資格変更を経て永住権取得につながる道もある。選考から帰国まで韓国と現地国の公的機関が主導し、ブローカーを極力排除している。一部で賃金未払いやハラスメントの問題も起きている。(ソウル共同)

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