ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「音色旋律」の意味・わかりやすい解説 音色旋律おんしょくせんりつKlangfarbenmelodie シェーンベルクの『和声学』 (1911) に提唱された概念で,音の高さの変化による従来の旋律概念に相対するものとして,音色の変化を要素とする旋律。シェーンベルクみずから,作品 16『5つの管弦楽曲』の第3曲で試み,さらに作品 10『管弦楽のための5つの小品』などで追求,第2次世界大戦後のセリー音楽へとつながる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by