響応(読み)キョウオウ

デジタル大辞泉 「響応」の意味・読み・例文・類語

きょう‐おう〔キヤウ‐〕【響応】

[名](スル)響きが声に応じるように、人の言動に応じること。
全国良民一呼して、―し」〈竜渓経国美談

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精選版 日本国語大辞典 「響応」の意味・読み・例文・類語

きょう‐おうキャウ‥【響応】

  1. 〘 名詞 〙 響きが声に応ずるように、他の言動にすぐに従い応ずること。
    1. [初出の実例]「婚姻の二字あらはれ候事、誠に響応のごとく肝をつぶしたる事に候き」(出典:白石先生手簡(1725頃)三)
    2. [その他の文献]〔史記‐淮南王安〕

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普及版 字通 「響応」の読み・字形・画数・意味

【響応】きよう(きやう)おう

すぐに応じて行動を起こす。〔史記、淮南王安伝〕高皇、始めて豐・沛(はい)に於て一たび倡(とな)え、天下せずして應する(あ)げて數ふべからず。

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