精選版 日本国語大辞典 「項垂」の意味・読み・例文・類語
うな‐だ・れる【項垂】
(「うなじ(項)」をたれるの意。古くは「うなたれる」)
[1] 〘自ラ下一〙 うなだ・る 〘自ラ下二〙
② (「うな」の意が忘れられて) 下へ垂れる。垂れさがる。また、比喩的に草花などがしおれる。
※日葡辞書(1603‐04)「ホウガ vnataruru(ウナタルル)」
[2] 〘他ラ下一〙 うなだ・る 〘他ラ下二〙 (「うな」の意が忘れられて) 頭、首などを、前に傾ける。たれるようにする。
※今昔(1120頃か)四「仏、頭(かしら)をうな垂(たれ)て立ち給へり」
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