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順位戦 じゅんいせん

知恵蔵の解説

順位戦

棋士の段位制度と給与、対局料などの根幹となるもので、C級2組に始まり、C級1組、B級2組、B級1組、A級の5段階がある。基本的にはこの順に段位は四段、五〜八段と上がっていく。三段以下は奨励会員で、四段以上がプロ棋士の資格を持つ。A級の優勝者が名人挑戦者となり、A級リーグ以外で好成績を挙げても挑戦者になることはできない。順位戦だけによる昇段制度を補って、1984年に新昇段制度ができた。公式戦の全成績によるもので、例えば四段になって100勝すれば五段に昇段する。八段から九段へは250勝、ほかにタイトル3回獲得または竜王2回、名人位獲得1回で昇段。

(村上耕司 朝日新聞記者 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

順位戦

名人とフリークラス以外の棋士が5階級に分かれて戦うリーグ戦。一局の持ち時間は1日制では最長の各6時間。今期はA級10人、B級1組13人、B級2組26人、C級1組34人、C級2組47人が在籍。例年6月から翌年3月にかけ、A級とB級1組は総当たり、B級2組~C級2組は一人10局戦い、成績によって次期の順位が決まる。A級優勝者が名人挑戦者になり、各階級の成績上位者は上の階級へ昇級し、下位者は下の階級へ降級する。奨励会を抜けてプロ四段になった新人は原則C級2組に在籍し、名人挑戦者になるまでに最低5年かかる。

(2015-06-25 朝日新聞 夕刊 夕刊囲碁将棋)

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デジタル大辞泉の解説

じゅんい‐せん〔ジユンヰ‐〕【順位戦】

将棋で、棋士の順位を決めるための棋戦。昭和21年(1946)制定。五つの組に分かれた棋士が、組ごとに対局を行う。成績により昇級や降級があり、最上位であるA級の優勝者が名人戦に挑戦する資格を得る。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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