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六段 ロクダン

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デジタル大辞泉の解説

ろくだん【六段】

箏曲(そうきょく)。八橋検校(やつはしけんぎょう)作曲。52小節からなる段を六段集めた純器楽曲。のちに替手(かえで)のほか、三味線や尺八の曲にも編曲され、それらと合奏することもある。六段の調(しらべ)。→段物

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百科事典マイペディアの解説

六段【ろくだん】

箏曲の曲名。伝八橋検校作曲。《六段調(ろくだんのしらべ)》とも。段物の代表曲であるばかりでなく,箏曲中最も広く知られている曲で,六つの段からなり,初段を除いて各段の拍数が一定している。
→関連項目菅掻

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世界大百科事典 第2版の解説

ろくだん【六段】

箏曲・地歌の曲名。《六段のしらべ》《六段すががき》などともいう。《糸竹初心集》《糸竹大全》などに収載される《すががき》を原曲として,6段構成の陰音階(平調子・本調子)の器楽曲に発展させたもので,箏曲としては八橋検校の作曲と伝えられるが異説もある。各段52拍子(104拍)であるが,初段のみ2拍子多い。信州松代に伝えられる八橋流では9段構成(7段以降は4段以降の反復)。段物ないし調べ物の代表曲で,組歌の表組に付随する付物として教習・伝習された。

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大辞林 第三版の解説

ろくだん【六段】

箏曲そうきよくの一。「六段の調しらべ」の略称。八橋検校作曲の段物。箏組歌ことくみうた表組おもてぐみの付物つけものとされる。箏曲の代表曲。 → 段物だんもの

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

六段
ろくだん

箏曲(そうきょく)の曲名。『六段の調(しらべ)』の略称。八橋検校(やつはしけんぎょう)(1614―85)作曲。六つの段落でできた器楽曲の意で、『八段の調』『九段の調』などとともに、「段物」「調物」とよばれる。声楽曲の多い箏曲のなかで、純粋な器楽曲としてつくられたが、後世、前唄(まえうた)と後唄(あとうた)がつくられ、それらをつけて演奏する場合も多い。音楽構成としては、各段とも52拍あり、旋律のまとまりは五拍、四拍、三拍などあり、複雑な拍子構成になっている。各段ともゆっくり始まり、しだいに速くなり、ふたたびゆっくり終わる日本的なテンポ進行になっている。同じ八橋検校の『乱(みだれ)』とともに、箏曲のなかでももっともポピュラーな作品。[茂手木潔子]

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