順光頭巾(読み)じゅんこうずきん

精選版 日本国語大辞典 「順光頭巾」の意味・読み・例文・類語

じゅんこう‐ずきんジュンクヮウヅキン【順光頭巾】

  1. 〘 名詞 〙 ( 江戸時代順光という僧侶遊郭へ通うのに用いたところからいう ) 目の部分だけ残して、頭部や他の部分を全部包む防寒頭巾。婦人が用いる。御高祖頭巾(おこそずきん)
    1. [初出の実例]「此頭巾初りには順光頭巾と云し也」(出典:随筆・愚痴拾遺物語(1758)心意の愚痴の弁)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む