順心寺(読み)じゆんしんじ

日本歴史地名大系 「順心寺」の解説

順心寺
じゆんしんじ

[現在地名]太地町太地

太地港の西岸、小高い山の南西麓にある。臨済宗妙心寺派。対潮山と号し、本尊観音菩薩。太地の鯨漁の中心となってきた和田氏一族の菩提寺で、古くは太地町字平見ひらみにあった庵寺であったが、寛文一一年(一六七一)和田氏によって現在地に移建されたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android