須代神社(読み)すしろじんじや

日本歴史地名大系 「須代神社」の解説

須代神社
すしろじんじや

[現在地名]加悦町字明石 宮の越

延喜式」神名帳にみえる式内社。祭神は須勢理姫命・天明玉命・天太玉命・倉稲魂命。旧村社。

かつて「坂代明神」と称したといわれ、もと北方の鹿しかたにに鎮座していたと伝える。また一説当地に鎮座していた坂代明神と、鹿の谷に鎮座していた須代神社を合祀したともいう。坂代明神については「三代実録」元慶四年(八八〇)一〇月一三日条に「丹後国正六位上(中略)坂代神並授従五位下」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android