須所村(読み)すぞむら

日本歴史地名大系 「須所村」の解説

須所村
すぞむら

[現在地名]三刀屋町須所

数条の谷筋に集落が点在し、中央を東西に貫く道は西で掛合かけや(現掛合町)につながる。東は中野なかの村、北は坂本さかもと村。正保郷帳に村名がみえる。慶安元年(一六四八)の検地帳写では田方一七町余・分米二〇九石余、畑方六町一反余・分米三四石余、屋敷数二三(うち御役目屋敷一七)。元禄十年出雲国郷帳では高三〇一石余、寛文四年(一六六四)の本田高二九九石余・新田高二斗余。安永二年(一七七三)の飯石郡中独案内帳(原家文書)では高二二二石余、家数三七・人数一五九、牛六〇、鉄山一ヵ所と鉄穴一ヵ所がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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