須澄村(読み)すすみむら

日本歴史地名大系 「須澄村」の解説

須澄村
すすみむら

[現在地名]若桜町須澄

根安ねやす村の南方八東はつとう川沿いに位置し、若桜往来が通る。枝郷に内見うちみがある。広峯ひろみね神社(現兵庫県姫路市)社家肥塚家の天文一四年(一五四五)二月吉日の檀那村付帳に「わかさの内すゝみ」とみえる。藩政期の拝領高は一一二石余、本免五ツ三分。享保一九年(一七三四)の鈴木孫三郎所持本「因幡誌」によると高一五〇石、竈数二〇。「因幡志」では家数二三、産土神は松神まつがみ大明神・熊野権現。物産は檜・松・白箸・莨。安政五年(一八五八)の村々生高竈数取調帳では生高一五二石余、竈数二八。川役銀二匁を課されていた(藩史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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