頭蓋骨折(読み)とうがいこっせつ(その他表記)skull fracture

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「頭蓋骨折」の意味・わかりやすい解説

頭蓋骨折
とうがいこっせつ
skull fracture

頭蓋骨骨折ともいう。外力の強さや性質,受傷部位,骨折形状などによってさまざまに分類される。線状骨折は特に治療対象とはならないが,頭蓋円蓋部 (おもに側頭部) の骨折線が硬膜動脈と交差すると,血管が断裂し,急性硬膜外血腫の起ることがある。頭蓋底骨折は一般に重症で,眼部めがね状溢血,耳,鼻,口からの出血を伴いやすく,脳幹への影響が強ければ,生命の危険もある。脳神経損傷,髄液漏,感染も生じやすい。 5mm以上落込むとか,鋭く落込んで脳や髄膜に突刺さるような陥没骨折は,一般に手術が必要となる。開放性の骨折であれば緊急処置が必要である。

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