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髄液漏 ずいえきろうliquorrhea

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

髄液漏
ずいえきろう
liquorrhea

脳脊髄液漏ともいう。脳脊髄液が硬膜や骨の欠損部を通して鼻腔および外耳道から流出する状態をいう。多くは頭部外傷に続発し,受傷後 48時間以内から始るが,非外傷性もある。後者は脳腫瘍,水頭症,感染,先天性奇形などにより,徐々に発病する。自然に治癒することはほとんどない。外傷性の場合,自然治癒もあるが,2週間以上経過してもなお髄液の排出が止らず,量も多いときには,髄膜炎を併発する危険性があるので,開頭術によって硬膜欠損部を修復する。

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家庭医学館の解説

ずいえきろう【髄液漏 Liquorrhea】

[どんな病気か]
 耳や鼻から髄液(ずいえき)が流れ出る状態です。流れ出る髄液は、透明のこともありますが、血がまじっていることもあります。
 髄液漏のみられるときは、頭蓋底骨折(ずがいていこっせつ)や硬膜損傷(こうまくそんしょう)がおこっている証拠です。
[治療]
 上体を約30度立てた状態で、ベッドに寝て安静を保ちます。
 髄膜炎(ずいまくえん)がおこるのを予防するために抗生物質を使用します。

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