六訂版 家庭医学大全科 「頸椎症と高齢者」の解説
頸椎症と高齢者
(脳・神経・筋の病気)
頸椎の退行性の変化は加齢に伴って起こるため、頸椎症の多くは中高年者に発症します。頸椎は重い頭を支え、前後左右への運動が激しいため、加齢による変化が比較的強く現れやすい部位です。年をとると
これらの変化のために
高齢者の上肢のしびれの原因としては脳卒中や糖尿病性ニューロパチーなどもありますが、頸部の痛みや肩こりを伴い、感覚障害が前腕や一定の指に限られている場合は頸椎症が疑われますので、整形外科や神経内科の医師に相談してみてください。
出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報