頼甲斐(読み)たのみがい

精選版 日本国語大辞典 「頼甲斐」の意味・読み・例文・類語

たのみ‐がい‥がひ【頼甲斐】

  1. 〘 名詞 〙 頼みにするだけの効果
    1. [初出の実例]「問者小者事之間、甲斐も候はず候、頭者人躰ある事候間、能々可申沙汰候」(出典:師郷記‐嘉吉元年(1441)自八月一日至八月三〇日紙背(中原師世書状))
    2. 「頼(タノ)み甲斐(ガヒ)のない人間下婢ではなくって」(出典:露団々(1889)〈幸田露伴一六)

たより‐がい‥がひ【頼甲斐】

  1. 〘 名詞 〙 たよりにするだけの価値
    1. [初出の実例]「ああ、頼りがいがない」(出典:抱擁家族(1965)〈小島信夫〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む