顕性院(読み)けんしょういん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「顕性院」の解説

顕性院 けんしょういん

?-1635 江戸時代前期,岩城宣隆(いわき-のぶたか)の正室
真田幸村の娘といわれる。大坂城落城のとき捕らわれ,3年間江戸城大奥につかえる。京都二条城の奥女中となり,寛永3年出羽(でわ)亀田藩(秋田県)藩主宣隆と結婚,重隆(しげたか)を生む。亀田に日蓮宗妙慶寺をひらいた。寛永12年6月11日死去。信濃(しなの)(長野県)出身。名は田(でん)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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