ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「類感呪術」の意味・わかりやすい解説
類感呪術
るいかんじゅじゅつ
homoeopathic magic
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…この見解はマリノフスキーによって否定されたが,呪術信仰の背後には,もちろん社会によって異なるが,当該社会で信じられている力の観念があると考えられる。
[呪術の諸類型]
呪術の基盤にある原理によってJ.G.フレーザーは呪術を類感呪術homeopathic magicと感染呪術contagious magicとに分けた。類感呪術は模倣呪術imitative magicともいい,類似の原理に基づくもので,たとえば雨乞いのため火をたいて黒煙を出し,太鼓をたたいたり,水をふりまくのは雨雲,雷,降雨のまねである。…
※「類感呪術」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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