風寒(読み)フウカン

デジタル大辞泉 「風寒」の意味・読み・例文・類語

ふう‐かん【風寒】

風と寒さ。また、風が吹いて寒いこと。
「はだえ堅く血気つよくなりて―に感ぜず」〈和俗童子訓・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 項目

精選版 日本国語大辞典 「風寒」の意味・読み・例文・類語

ふう‐かん【風寒】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 風と寒さ。また、風が吹いて寒いこと。〔文明本節用集(室町中)〕 〔礼記月令
  3. 寒け。悪寒。
    1. [初出の実例]「去秋以来罹微恙、風寒在脾肺之間、鼻涕交下」(出典空華日用工夫略集‐嘉慶二年(1388)正月一二日)
  4. 陰暦一一月の異称。〔俳諧・新季寄(1802)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む