風山塊(読み)びようぶさんかい

日本歴史地名大系 「風山塊」の解説

風山塊
びようぶさんかい

標高七九四・一メートルの屏風山を中心に、市南東部、現恵那郡山岡(やまおか)町・恵那市との境をなす山塊。北側は屏風山断層が南西から北東に走って断層崖が険しく落込み、断層より北は豊富な化石の出土で知られる新第三紀瑞浪層群が広がり、東濃丘陵となる。南は花崗岩・流紋岩を主とした恵那山系の支山脈として山塊をなす。近世には北麓を中馬中(ちゆうまなか)街道、南麓を中馬上街道が各々北西から南東に通り、近世後期以降険しい山道ながら庶民の商品流通に盛んに利用された。また峯(みね)山とよばれ、恵那・土岐二郡にまたがり領境・村境となっていたため山論が繰返された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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