風流陣(読み)ふうりゅうじん

精選版 日本国語大辞典 「風流陣」の意味・読み・例文・類語

ふうりゅう‐じんフウリウヂン【風流陣】

  1. 〘 名詞 〙 唐の玄宗楊貴妃が、酒宴余興多数の宮女たちを率いて行なった戦の真似事。また、それを模した花軍(はないくさ)の類。
    1. [初出の実例]「一義に、風━は風流陣ぞ。風流の中で無敵人ぞ」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)九)
    2. [その他の文献]〔開元天宝遺事‐天宝下・風流陣〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む