真似事(読み)マネゴト

デジタル大辞泉 「真似事」の意味・読み・例文・類語

まね‐ごと【真似事】

まねてすること。物まね
本格的でなく、物まね程度に行う物事。多く、相手にへりくだっていう。「素人商売真似事をする」
[類語]まね模倣模擬人まね猿まね右へ倣え複写模写複製写し模造紛い物偽物模する倣う見倣うなぞらえる擬するイミテーションカーボンコピー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「真似事」の意味・読み・例文・類語

まね‐ごと【真似事】

  1. 〘 名詞 〙
  2. まねてする事柄。ものまね。
    1. [初出の実例]「只私の声色を私がつかひます所が外に類と真似事(マネコト)がない」(出典滑稽本浮世床(1813‐23)二)
  3. 本格的でなく物まね程度にする物事。多く、自分のする物事を謙遜していうときに用いる。
    1. [初出の実例]「旧弊なれどお月見の真似事(マネゴト)団子(いしいし)をこしらへて」(出典:十三夜(1895)〈樋口一葉〉上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む