風見山田村(読み)かざみやまだむら

日本歴史地名大系 「風見山田村」の解説

風見山田村
かざみやまだむら

[現在地名]塩谷町風見山田

いずみ村の南、鬼怒川左岸に位置し、東部まつ川が南流する。今宮祭祀録(西導寺蔵)に山田郷とあり、今宮いまみや神社(現氏家町)に社役として廻楼東分二間を勤仕、また天正元年(一五七三)に同郷の戸祭大学助が同社祭礼頭役を勤めている。なお同一九年は同郷の山田治部少輔が勤めるはずであったが、死去によって欠頭となっている。宇都宮氏旧臣姓名書には風見山田村の蓮見勘助がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android