飄揺(読み)ひょうよう

精選版 日本国語大辞典 「飄揺」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐ようヘウエウ【飄揺・飄颻】

  1. 〘 名詞 〙 ひるがえり動くこと。ひるがえりあがること。
    1. [初出の実例]「飃颻投暮牖、散乱払晨扉」(出典経国集(827)一一・落槑花〈平城天皇〉)
    2. [その他の文献]〔曹植‐七啓〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「飄揺」の読み・字形・画数・意味

【飄揺】ひようよう(へうえう)

空高くうごく。〔戦国策、楚四〕(黄)飄搖乎として高く(か)く。自ら以て患ひ無しと爲す。人と爭ふこと無きなりと。夫(か)の射る、~將(まさ)に已に百仞の上に加へんと~するを知らず。

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