飛五郎八開(読み)ひだごろはちびらき

日本歴史地名大系 「飛五郎八開」の解説

五郎八開
ひだごろはちびらき

[現在地名]入善町五郎八ごろうはち

北は蛇沢新へびさわしん村、北東笹原新ささはらしん村、北西ほん村、南は板屋いたや村に接し、南西黒部川が流れる。飛騨村(現黒部市)領内で、経田きようでん(現魚津市)で十村も勤めた五郎八が開拓したという。天明六年(一七八六)の草高は一五六石で、免は四ツである。しかし新開所で年貢完納は難しかったようで、同年には二歩引免、寛政一〇年(一七九八)には一ツ八歩、一作引免となり、文政七年(一八二四)には七五石の半高は組余荷となっている(入善町史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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