飛時原村(読み)ひじはらむら

日本歴史地名大系 「飛時原村」の解説

飛時原村
ひじはらむら

[現在地名]日南町神福かみふく

鷹巣たかす(七一五メートル)の北麓、九塚くつか川の支流で北流する飛時原川の最上流部に位置し、北は神戸かど村。東に高畑たかはた(高旗)(七七六メートル)、西に妙見みようけん(七二四・七メートル)国境の山嶺を望む。南は鷹巣山西方の高瀬たかせ峠を越えて備中国哲多てつた高瀬(現岡山県神郷町)に至り、享保一一年(一七二六)の「因伯地理志」に道幅二尺、冬から春の大雪には牛馬不通とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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