飛燕外伝(読み)ひえんがいでん(その他表記)Fei-yan wai-zhuan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「飛燕外伝」の意味・わかりやすい解説

飛燕外伝
ひえんがいでん
Fei-yan wai-zhuan

中国の歴史小説。後漢の伶玄 (れいげん) の作とされる。前漢の成帝の宮中で,皇后の趙飛燕と,その双生児の姉妹の趙合徳が帝の寵を争う物語で,部分的に猥雑な描写がある。作者を伶玄とするのはおそらく後人の仮説で,その婉麗な文体から六朝末か唐初の作と考えられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の飛燕外伝の言及

【趙飛燕】より

…哀帝が立つと皇太后となったが,帝の死とともに権勢を失墜して自殺した。彼女の故事を物語化した《飛燕外伝》1巻があり,漢の伶元(れいげん)の撰と称されるが,おそらく六朝人の創作であろう。【興膳 宏】。…

※「飛燕外伝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

1 イソオウギガニ科のカニ。浅海にすみ、甲は丸みのある四角形で、甲幅13センチくらい。全体に黄褐色。甲の縁と脚に太いとげが多数ある。本州中部以南に産し、食用。2 ズワイガニの別名。鳥取・島根地方でいう...

松葉蟹の用語解説を読む