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飛燕曲 ひえんのきょく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

飛燕曲
ひえんのきょく

箏曲の曲名。安村検校作曲の組歌。唐の李白の詩『清平調』三首に基づく6歌の歌詞から成る。唐の玄宗皇帝の寵妃楊貴妃のことを歌うが,原詩の第2首 (この曲の3・4歌) の最後で,楊貴妃と前漢の成帝の愛妃趙飛燕とを比較している (組歌では4歌に「乙鳥女〈つばくらめ〉」とある) ことに,曲名が由来する。他の組歌と異なり 64拍子 (組歌1歌の拍数) の序 (前奏) があるのが特色。

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百科事典マイペディアの解説

飛燕曲【ひえんのきょく】

箏曲の曲名。安村検校作曲。歌詞は李白の詩《清平調(せいへいちょう)》を自由訳したもの。箏組歌に属する。作曲者はこの曲を組歌の最後の曲とし,以後の新作を禁じたと伝えられる。

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大辞林 第三版の解説

ひえんのきょく【飛燕曲】

箏組歌の曲名。明和年間(1764~1772)に安村検校が作曲。歌詞は李白の詩「清平調」の翻案。漢の美女飛燕を歌ったもの。

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